「うちの子自閉症かもしれない」と、心配するママが増えているみたいですね。
赤ちゃんのうちから気にするのは、
ちょっと早すぎると思うよ。
一昔前は、自閉症の赤ちゃんの情報なんて、必死で探してもなかなか見つからなかった。
でも、今はメディアでも取り上げられるし、ネット上にもいっぱい情報があるから、ちょっと調べると分かりますよね。
そして、我が子の症状と比べてみて、「もしかしたら自閉症かもしれない。」と、心配するママが増えている感じだけど、まだ医師でも診断がつかない時期なんですよ。
今回は、心配しすぎのママさんに、自閉症の息子が赤ちゃんのときどんなだったか、どんな関わり方をすれば良いのか、体験も交えてお話しします。
よく聞く自閉症の赤ちゃんの特徴は気にすべき？
結論から言うと、０歳児の時から自閉症かもしれないと疑いを持つのは早すぎると思います。
うちの息子は2歳半で自閉傾向があると言われ、5歳で自閉症と診断されましたけど、赤ちゃんのときにはそんなこと思いもしなかった。
知人たちもみんなそう。
赤ちゃんのときから気づいていた人なんていなかったです。
自閉症と分かって初めて、そういえば赤ちゃんのとき何か変だと感じてたことを思い出すくらいなんです。
そんな、「そう言えば」が、自閉症の赤ちゃんの特徴として知られているような気がします。
よく聞く自閉症の赤ちゃんの特徴
- 名前を呼んでも振り向かない
- 視線が合わない
- 人見知りしない
- 笑わない、泣かない
- 後追いしない
- 手がかからない
0歳児の頃だと、これくらいの感じかなと思います。
でも、これって自閉症と診断されて、赤ちゃんのとき何か変だと思ったことはないかと聞かれて、そう言えばと答えたことでした。
もちろん、医学的な検証データを元に定義された、自閉症の赤ちゃんの特徴を否定するつもりはないですし、それが早期療育に繋がるなら、それに越したことはないです。
実際には、０歳の赤ちゃん時代に、自閉症と診断されることもないので、早期治療とかもないのが現実ですから、心配してもしょうがないんです。
１つでも当てはまったら、自閉症かも？ なんて思わないことです。もし、自閉症だったとしてもちゃんと育ちますからね。
自閉症の息子が赤ちゃんの時に気になったこと
自閉症の息子が赤ちゃんのときに気になったことは、
後追いがひどいなぁ、よく泣くなぁ、すぐに起きちゃって音に敏感だなぁ、そんな感じです。
気になったことというか、自社の事務の仕事もしていたので、とにかく私の後追いがひどくて、お昼寝や夜眠ったあとで仕事をしていたので、大変でした。
トイレも抱っこして行ってたくらい、後追いがひどかったんです。
唯一、となりのトトロのビデオが大好きで、見ている間だけは大人しかったかなぁって感じでした。
「視線が合いにくい」ということも、私の目はしっかり見つめていたので、気づかなかったけど、他の家族とは合いにくいところはあったみたいです。
変わってるなぁって思ったのは、ベビーカーで散歩に出かけると、小川の水の流れを食い入るようにずーっと眺めていたことや、二車線道路を走っているとき、隣の車のタイヤばかりみていたこと。
変わったものが好きなんだなぁと思ったくらいのことでした。
じゃあ、その時に自閉症って分かっていたらできることがあったんじゃないの？って思うかもしれないですが、正直のところ特別なことはないです。
ママの関り方はどうすればいいの？
もしかしたら自閉症かもしれないと思うようなことがあったら、ママはどんな関り方をすればいいのか。
一番は、そんな心配をせずに赤ちゃんを可愛がってあげること。
ママの不安は赤ちゃんが感じ取ってしまいます。
私が、息子には発達障害があるのかもしれないと不安になり始めたのは、1才くらいのときでした。
市の10ヶ月健診で、「名前を呼んでも知らんぷりなのが、ちょっと気になりますけど、個人差がありますから」と、保健婦さんがつぶやいたことを思い出したんです。
その後は、息子は自閉症なんだと受け入れられた3才頃まで不安で押し潰されそうでした。
そんな私の不安を息子は感じ取って、余計に落ち着かなかったんだと、あとになって後悔したんです。
なので、同じことを繰り返してほしくない。
愛情いっぱいに、笑顔で子育てしてあげることが一番だなーって思います。
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まとめ
自閉症の赤ちゃんの特徴は、あとになって「そういえば」と気づくことで、実際には0歳児で自閉症かどうか判断なんてできません。
自閉症について情報を得やすくなった分、まだ医師でも診断できない赤ちゃん時代に不安を抱くママが増えていると思います。
もし、自閉症だったとしても、ちゃんと育ちますから、心配しすぎず、愛情いっぱいで子育てすることが一番です。
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