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自閉症の息子と視線が合わなかった時期から理由を考えてみた!

自閉症の特徴として、視線が合わないことがよく取り上げられますよね。

実際、ほとんどの友人が「うちの子も視線が合わなかったなぁ」と、言ってます。

息子も視線が合わなかった時期があるんですが、今はしっかり視線を合わせて会話するようになってます。

交流がある自閉症の青年たちも視線はちゃんと合うんですけど、子供の頃は合わなかったと言う方が多いですね。

ということで、自閉症の子はなぜ視線が合わない子が多いのか、私なりに考えてみました。

個人的に思うことなので、そういう考え方もあるかなということで、良かったら読んでみてくださいね。

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自閉症の息子と視線が合わなかった時期

息子の場合は、視線が合わなかった時期は幼児期でした。

視線が合わないというか、合わそうとすると顔を背けて避けようとしていたように感じてました。

愛くるしい眼差しで見つめてニッコリ、なんてことはなかったですね。

幼児期はむっつり無表情なことが多くて、いつも不機嫌そうな感じだったんです。

今ね、孫が2歳8ヶ月なんですけど、とっても愛くるしい目でじっと見つめてニッコリ微笑むんですよ。

姉たちのときも同じ経験してるんですが、息子が幼児期のときはそんなことを思い出す余裕もなかったんだと思います。

なんか違う。なんかおかしい。なんで?なんで?と思うだけで、同年齢の子がどんな表情を見せているかなんて考えることもできなかったですね。

とにかく、幼児期の息子は、「かわいい~!」と、抱きしめるようなことがなかったのは確かです。

乳児期は視線が合っていた?

幼児期には視線が合わなくなっていた息子なんですが、赤ちゃんのときには視線が合わないと思ったことはなかったんです。

息子と視線が合わないと感じ始めたのは、1歳すぎからだったんですが、他の家族や親戚の叔父さんは、赤ちゃんのときから感じていたそうなんです。

完全母乳だったので、授乳中は見上げるようにして私を見ていたんです。

なので、赤ちゃん時期には息子と視線が合わないと思ったことがありませんでした。

でも、よくよく考えてみたら、視線が合っていたのは授乳中だけだったかもしれません。

視線が合わない理由を考えてみた

赤ちゃんのときには少なくとも私とは視線が合っていたのに、幼児期には合わなくなってしまった息子。

FuCoママ
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何でだろう?何があったんだろう?

当時は、「なんでなんで?」と思うだけで、視線が合わない理由を考える余裕なんてなかったんですけどね。

今更ですが、なんでだろう?と、その理由を考えてみました。

赤ちゃん時代には視線が合っていた理由

赤ちゃん時代には、私とは視線が合っていたのは、泣くことで要求が満たされていたからなんじゃないかと思うんです。

お腹が空いた。
おむつがぬれた。
眠くなった。

そんな時、泣けばお母さんが飛んできてくれて、僕の望みを叶えてくれる。

だからかな、赤ちゃんの頃は私とだけ視線が合っていたのは。

幼児期に視線が合わなくなった理由

当時は、不安なことばかりで精神的に不安定だったので、記憶が曖昧なんですが、息子と視線が合わない、合いにくいと思い始めたのは1歳過ぎだったと思います。

普通なら、簡単な言葉の意味を理解しているころなんですが、言葉の意味を全く理解しない息子とは意思の疎通ができなくなっていました。

身体の発育は良く、11ヶ月で歩き始めた息子は、お腹が空いたなどの要求意外に、したいことが増えてきたんだと思います。

でも、何かしようとすると止められる。赤ちゃんのときは泣けば要求が叶えられたのに、それができなくなったと感じていたのでは?なんて思うんです。

私はと言えば、その頃は不安のドツボだったので、息子に笑顔を向けることすらできてなかったように思います。

息子には何を言っても伝わらなかったんですが、息子からすると何も分からない、要求も通らない、不安と不満でいっぱいの関係だったんでしょうね。

自閉症でなくても、人間関係が上手くいっていない相手とは視線を合わせたくないって思いません?

そう考えると、自閉症だから視線が合わないのではないと思うんです。

自閉症という障がいのために、理解力やコミュニケーション力が劣っているための二次症状ではないだろうかという考えに至りました。

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視線が合うようになった時期と理由

自閉症の息子としっかり視線が合うようになったのは、小学生になった頃ですね。

その頃には、日常的で簡単な言葉であれば通じるようになっていましたし、二語文程度でしたが、言葉で意思表示するようになっていました。

ということで、息子の場合は、意思の疎通ができるようになったことが、視線が合うようになった理由だったと思います。

現在は、会話するときには、相手の目をちゃんと見て話すようになっています。

特に、自分の要求を通そうとするときは、しっかり見据えて伝えてきますね。

今、活動を共にしている自閉症の方の中には、話し言葉がほとんどないない方もいるんですが、話しかけるとしっかり目を合わせて理解しようとしています。

私が今も交流している自閉症の家族は、積極的に活動に参加する方たちだからかもしれませんが、視線が合わないと感じる方は滅多にいません。

▼YouTubeでもお話しています。
【自閉症がわかるまで】自閉症の息子と視線が合わなかった理由

まとめ

視線が合わないことは自閉症の特徴と言われていたりします。

確かに、うちの息子も視線が合わない時期があったんですが、現在はしっかりと視線を合わせて会話するようになっています。

また、息子が赤ちゃんのときには、少なくとも私とは視線が合っていたんですが、ふと気が付くと幼児期には視線が合わなくなっていました。

そんな息子の状態から、視線が合わない理由を考えてみた結果、自閉症だから視線が合わないのではないと思ったんです。

自閉症という障害のせいで理解力やコミュニケーション力が劣っているため、人間関係が上手くできないので、視線を合わせようとしないんだと思いました。

実際に、理解力が育ってくると、息子はしっかりと視線を合わせるようになりました。

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この記事を書いた人
FuCoママ

こんにちは、FuCoママです。

私には3人の子供がいますが、一番下の子が自閉症という障害を持って生まれてきました。

悩んだり迷ったりしながら、とても大変な子育てでしたが、現在は地域の一般企業へ正社員として就職し、勤続16年目になりました。

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